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青少年赤十字について

青少年赤十字(JRC)のおこり

青少年赤十字は1914年(大正3年)にヨーロッパで起きた第一次世界大戦がきっかけで生まれました。

この戦争でヨーロッパの人たちは家を焼かれたり、学校を壊されたり、殺されたりけがをしたりしました。衣類や食べ物がなくて困っている人もたくさんいました。学校へも行けませんでした。

このときアメリカやカナダ、オーストラリアの子供たちは、ヨーロッパの人たちをなぐさめ、はげますために、自分たちで何かできることはないだろうかと、考えました。
学校の先生と相談して、学校で書いた作文や絵、学用品を集めました。包帯やつくえ・いすなどを買うお金も集めました。そして、これらを赤十字社へ持っていきました。

おくりものは、それぞれの赤十字社によって、戦争のぎせいになり困っている人たちに届けられ、たいへん喜ばれました。この子供たちの考えや行動は大人の人たちをおどろかせました。大人もおどろくほど、たくさんのあたたかい心と生きる勇気をおくることができたからです。

第一次世界大戦が終わると、赤十字の中に赤十字社連盟(現在の国際赤十字・赤新月社連盟)がつくられました。そして、戦争のときだけでなく、平和なときからみんなが助け合う活動を進めることにし、その活動には子供も参加できるように考えました。平和でお互いが助け合う社会をつくるには、小さいときから思いやりの心を身につけることが大切だと思ったからです。 こうして、第一次世界大戦をきっかけに生まれた国境をこえた子供たちの活動と、平和を願う赤十字の心が結びついて、各国赤十字社の中に青少年赤十字がつくられることになったのです。


富山県の青少年赤十字

大正12年、富山県で最初の少年赤十字団が上新川郡(現在の富山市大山町付近)に誕生しました。翌大正13年には4団が結成され、計5団、団員数1,817名となりました。同じ年には八尾町で八尾少年赤十字団の団歌が作られたことから、少年赤十字への期待の大きさが窺えます。
昭和22年4月施行の新しい学制の下で、少年赤十字団は青少年赤十字へと名前を変え、富山県内の加盟校も急速に増加し、現在は242の学校・園で、60,440名のJRCメンバーが活動しています。